わざわざ遠いジムに通わなくても、通販でダンベルだけ買えば筋トレはできる。
確かにそれは事実。だけど家トレでダンベルを扱うなら、確認すべき注意点がいくつかあります。
以下のポイントをクリアできないようなら、ダンベル購入はやめたほうがいいです。後で後悔しないように、じっくりと最後まで読んでくださいね。
ダンベル購入前の注意点
スペースは確保できるか?
当たり前ですが、まず必要になるのが十分な筋トレスペース。8畳の狭いワンルームなんかだと、重いダンベルを扱うのは非常に危険です。
「周りのものを片付ければ大丈夫」と安易に考えるのはダメ。筋トレ時には体力がギリギリになるまでトレーニングするもの。
ちょっとでもバランスを崩してしまえば他の家具を傷つけてしまう可能性があります。
最低でも筋トレ専用の一角を、部屋に作れるくらいが目安です。サイドレイズで両手を真横に広げても、周りにぜんぜん物がない状態を作りましょう。
私は過去にサイドレイズで家のテレビを破壊した辛い過去を持ちます。そんな悲惨な思いは誰にもしてほしくないのです。
防音は大丈夫か?
スペースに加えてもう一つ重要なのが音の問題。一軒家にお住まいの人なら家族の理解を得れば大丈夫ですが、問題なのがマンションやアパートにお住まいの人。
ジムならそれほど気になりませんが、一般生活で何十キロものおもりが床に落ちることってありません。この時に起きる音や振動ってびっくりするほど響くんです。
だから音や振動を軽減するためのマットは必ず必要。マットは普通のヨガマットなんかだと不十分で、専用の防音マットが必須です。
防音マットだって万能ではありません。近隣の住民とトラブルが起きる可能性があるので配慮が必要。特に深夜の使用なんかはマナー違反になりますよね。
周辺器具は買えるか?
ダンベル一つあればかなりの種目がこなせるのは事実。前述のように防音マットが必要なのは当然ですが、それ以外にも欲しいアイテムが出てきます。
例えば誰もが欲しくなるのが角度を変えられるベンチ。これさえあればダンベルベンチプレスで大胸筋が効果的に鍛えられるし、ベンチを立てればショルダープレスで三角筋も。
重量が上がってくれば手首を保護するリストストラップも必要だし、腰を保護するベルトも必要。家トレだって最終的に、かなりのアイテムが必要になるんです。
これらのグッズをすべて置いておくと、部屋のかなりのスペースを占領することになります。これに耐えられるのかが重要な問題。
最初は軽い気持ちで始めても、徐々にハマってのめり込んでいくのが筋トレ沼。将来のことも考えてダンベル購入は決めましょう。
まとめ
・スペースは確保できる?
・音の問題は大丈夫?
・ダンベル以外も買うことになるよ!
これらの問題をクリアできる人は、ダンベルを使った家トレ入門の資格アリ。今すぐダンベルを買ってトレーニングを始めましょう。